Q傘に雨水がしみて水が垂れてきますが、なぜでしょうか?

A

日本工業規格(JIS)では、漏水性基準として「降雨量を20±2mm/hで20分降雨させた時に傘の内部に伝水(水漏れ)がないこと、傘の内部に付着した水滴が20滴以下であること」と定めています。この基準を超える激しい雨や風の強い状況では、縫い目に負荷がかかり、縫い目から雨水がしみる場合があります。縫い目は非常に小さいですが、雨水は想像以上に細かな隙間でも通り抜けてしまいます。また、通常、傘の生地には撥水加工が施されていますが、経年劣化や使用状況によって効果が弱くなります。傘に汚れが付着したり、摩擦が生じたりすると、撥水加工が剥がれて、雨水を弾かなくなります。撥水効果が弱まると、雨水が生地にしみこみやすくなります。
対処法としては、
定期的に水洗いをし、汚れを落とし、傘の表面に撥水スプレーをまんべんなく塗布し、しっかり乾燥させることで、ある程度の撥水性を取り戻すことができます。

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